もう12月…。
そろそろ大掃除をはじめなくちゃ!
なんて思っていても、なかなかやる気がでないもの…。
「明日からやろう!」と毎日思い、
気付くとあっという間に年末…なんてこともありますよね。
そこでここでは、
年末の大掃除のやる気が出ない時に、やる気を出すための5つの方法をご紹介します。
Contents
大掃除のやる気が出ないときにやる気を出すには?
5つの方法をご紹介する前に、まず一番大切な事。
大掃除をやる意味についてお話します。
大掃除をやる意味 部屋をきれいにするといいことがある?!
大掃除は、そもそも「新年に神様を気持ちよくお出迎えするため」に行うもの。
お正月には、初日の出と共に「歳神様(としがみさま)」という神様が家にやってくると言われています。
歳神様は家々に、その年1年間の実りと幸せをもたらすために訪れるんですね。
お正月に玄関に門松を飾るのも、歳神様が迷わず家にやってこられるようにという目印なんです。
そして、年末に大掃除をするのも、この歳神様の為。
綺麗な家で神様をお迎えし、おもてなしする事で、神様に気持ちよく我が家でお正月を過ごしてもらえまるんですね。
よく、「家が汚いと運気が下がる」とか「不幸続きの人は家も汚い」なんて耳にしますよね。
もちろん、原因はそれだけではないでしょうが、
年末に大掃除をしてきれいな家で神様をお迎えした方が、来年1年は、なんだかいいことが起こりそうな気がしませんか?
大掃除のやる気が出ない時にやる気を出すには?
それでは、大掃除のやる気がでる5つの方法をご紹介します。
1.大掃除を終わらせた後のご褒美を設定する
まず、一番初めに大掃除が終わってからの自分へのご褒美を考えます。
欲しかった洋服を買ったり、美味しい物を食べたり。
なんでもいいので、自分が嬉しくて、楽しい気持ちになれるような事を紙に書きだします。
すぐに手に入るようなものじゃなく、買うのをちょっとためらうような、プチご褒美がおすすめです。
「この大掃除をやりきったら、これをやっていい!」
大掃除という一大ミッションをやり遂げるにふさわしい、テンションがあがるものを選びましょう。
2.大掃除をする箇所を場所ごとに紙に書きだす
ご褒美を設定したら、具体的な大掃除計画を立てます。
実際にやれる、やれないは関係なく、ただ思いつくままに「ここをきれいにしなくちゃな」と思う個所を箇条書きで紙にリストアップします。
- 浴室
- 天井のカビ取り
- タイルのカビ取り
- 台所・キッチン
- 換気扇の油汚れの掃除
- ガスコンロ周り
- リビング
- エアコンや照明器具のほこりとり
- 窓のサッシ
このように、各場所ごとにやる事を書きだします。
あまりに掃除をする場所が多すぎてテンションが下がっても大丈夫!
とりあえず書くだけで、まだ作業はしないので、思いつくままに書きだしてみましょう。
3.書き出したものに上から5つの優先順位をつける
リストが何個になったかわかりませんが、その中から「絶対にやらなければいけない5か所」をリストアップします。
そして、この5か所を5日間かけて掃除するんです。
1日の大掃除時間は50分。
50分×5日間で、今年の大掃除を終わらせます。
「それじゃ、掃除しない場所も出てくるじゃない!」
なんて思われるかもですが、やる気もなくダラダラ過ごすより、
50分間集中して5日間掃除した方が、5日後は確実にきれいになっていますよね。
無理な計画を立てて、終わらない大掃除に追われると
なんだかイライラしてきますし、そんな自分に自己嫌悪を感じる事も。
大掃除を計画的に進めて最短で終わらせるコツは、とにかくまず動き出すこと!
「これじゃ大掃除って言えないかも?」
これくらいの軽い気持ちで始める事で、結果的にやる気に繋がり、
気付くと立てた計画以上に掃除をしている自分がいます。
4.新しいお掃除グッズを買う
5日間の大掃除の計画が立ったら、なにか一つでもいいので、新しい掃除グッズを購入します。
おすすめは「どんな汚れも簡単激落ち!」系の便利な簡単お掃除グッズです。
「どれどれ、本当にきれいになるのー?」
と、お掃除グッズの効果を試してやる気持ちで、気になるアイテムを購入しましょう。
5.大掃除をするときは好きな音楽をかけながら楽しくおそうじ!
作業に取り掛かるときは、自分が大好きな音楽を聞きながらお掃除です。
音楽の力って本当に偉大!
好きな音楽を聞いてテンションをあげて、リズムに乗って掃除をすると、不思議と効率も良くなります。
大掃除に疲れた…面倒になってきたときのやる気を出すコツ
医学的には人間の集中力は50分間は続くと言われています。
ですので、1日の大掃除の途中でやる気がなくなる事は少ないと思いますが、
それでも疲れが出て、やる気がなくなってきたときは、ご褒美を思い出して頑張ります。
半日や1日中掃除をするなら、定期的な休憩は能率アップに繋がりますが、50分という短時間なので、ここは一気にやってしまいましょう!
「5分だけ」が、いつの間にかスマホやiPhoneでSNSのチェックに繋がってしまう事も。
こうなると、もうやる気を起こすのが大変になってきますよね。
「50分間は頑張ろう!」
「今日1日の24時間のうちの50分だけは!」
「人生数十年あるうちの、たった50分じゃないか!」
…こう自分自身に活を入れて、今までの人生で一番つらかった時の事を思い出します。
すると、「あの時に比べるとたかが掃除なんて!」とやる気が湧きあがります。
ちなみに私は「満員電車に揺られて通勤していたOL時代」を思い出しています。(笑)
大掃除くらいでなんて大げさな!…と思われるかもですが、この一瞬一瞬の心の葛藤の積み重ねが、きれいな部屋と汚い部屋のボーダーラインです。
大掃除のやる気が出ない時にやる気を出す為の5つの方法のまとめ
掃除が苦手な人にとって、大掃除って本当に苦痛なもの。
極度の面倒くさがりの私ですから、その気持ちは本当によくわかります。
なによりも大切なのは「最初の一歩」を踏み出す事。
たかが大掃除、されど大掃除!
大変ですけど、いざやってみると、思ったよりも楽しくて気持ちいいもの。
気持ちよく年を越して、新年を迎えるためにも、ここはひとつ頑張ってくださいね!