我が家の2匹の愛ネコ用の猫砂として使っていた「ニャンとも清潔トイレ」。
システムトイレとしては人気も高く、下に敷くマットやシート。
砂の粒も大きめで「脱臭・抗菌」なので、臭い対策にもいいかなぁとずっと使っていたのですが…

そこで、以前から気になっていた「木製ペレット」という、猫のトイレにも使えるものを使用してみました。
使ってみて感じたメリットやデメリットをまとめてみようと思います。
Contents
猫のトイレの砂で安い「ペレット」って?
あまり耳慣れない「ペレット」ですが、ペレットとは・・・
木質ペレット(もくしつペレット)は、おが粉やかんな屑など製材副産物を圧縮成型した小粒の固形燃料のこと。
ペレットストーブ、ペレットボイラー、吸収式冷凍機の燃料として用いられる。
木質バイオマスペレットとも呼ばれる。
引用:ウィキペディア
なんと「ストーブ用の固形の燃料」なんですね。
木を削る時にでる屑をギュッと圧縮して固めたものなのですが、『猫砂の代替品』としても利用されていて、システムトイレ(下にすのこがあるタイプ)の猫砂として使っている方も多い素材なんです。
特徴としては・・・
- 濡れると固まらずにぽろぽろと粉状に崩れる
- 木の香りがしてとてもいい匂いで消臭効果も
- 天然素材でエコ&何より安い!
コスパ抜群な上に香りもいい♪と人気なんです。

猫のトイレの砂で安いペレットを買ってみた!
今回購入したのは、楽天で「猫砂 大量 安い」なんて検索していた時に見つけたこちらです。
20㎏、33リットル入りで1,750円!
いつも使用している「ニャンとも清潔トイレ 大きめの粒」だと、4リットルで900~1000円ほどなのですが…
二つを比較してみると・・・
- ニャンとも清潔トイレ 大きめの粒:223円/リットル
- 激安木質ペレット:53円/リットル
1リットルあたりの金額がかなり違ってきます。
今まではニャンとも清潔トイレのチップ(4L)を1ヵ月に3~4袋は使用していたんです。
1か月あたり4千円ほどかかっていた猫砂代ですが、ペレットだと2か月で1,750円という計算!
ペレットの使い心地がよく、猫ちゃんたちも気に入ってくれればいいなぁと、思い切って購入してみたんです。
どどーん!と届いたのは、なんとお米の袋(笑)
33Lって結構大きいかったです!
ペレットはこんな感じで、見た目はよくある「猫砂のチップ」です。
水に濡れてすぐは見た目は変わりませんが、しばらくするとムクムクと膨らんできます。
※おトイレはちょっと汚いので、水を含ませて撮影しました。
このままだと形を保っているのですが、トイレ用のスコップでガシャガシャやると、形がボロボロと崩れておかくずのようになります。
これがシステムトイレのすのこの網から下に落ち、マット(シート)の上にはこんなボロボロの粉くずが積もります。

猫のトイレ用の砂にペレットを使った感想
1ヵ月間使用してしみじみ感じたのがこちらの3つです。
- ペレットは下にすのこがある「システムトイレ向き」の猫砂
- すのこの引き出し部分が浅いシステムトイレには不向き
- おしっこの臭いが以前より気にならなくなった
おしっこを含んでボロボロになったペレットの屑が、すのこを通して下の受け皿に落ちていくので、受け皿がないタイプのトイレでは掃除にとても手間がかかります。
また、ニャンとも清潔トイレのように受け皿の深さが浅いと、粉がすぐに積み上がってお掃除の回数が多くなります。
我が家は2匹のにゃんこがいるのですが、3日ほどで受け皿がパンパンになりました。
受け皿が深いタイプのトイレの方がお掃除回数も減りますし、掃除もしやすいと思います。
この「粉が下に落ちる」というのはメリットでもありデメリットでもあるかな~と感じました。
一番最初、うっかりいつもの調子で1週間に1度のペースでトイレのお掃除をしたところ、屑が溜まりすぎて、すのこの網目からモリモリ上に飛び出してきて、臭いがちょっと気になる感じだったんです。
ただ、粉が下に落ちるからこそ、上部にはおしっこを含んでいない、きれいなペレットだけが残ります。
おしっこを含んだ砂が残らず衛生的な点は、ペレットのメリットでもあるかな~と感じました!

また、予想以上によかった点が「消臭」です。
ペレットが木くずからできているという事で、木の香りがとてもいい匂いで、おしっこを吸った後も無臭でした。
以前は引き出しの尿マットを交換するときに、強烈なアンモニア臭がしていたのですが臭いがびっくりするほど無くなったんです。
うんちについては他の猫砂とあまり変わらない印象です。
にゃんこ達も最初は戸惑っていましたが、すぐに慣れてくれました♪
木なので、紙や以前の砂よりも一粒が重たく「ほりほり」しやすい様子でした。
その為トイレカバーの外にも飛び散りにくいのか、以前よりもトイレ周りの砂の飛び出しが少なくなりました。

猫のトイレ用の砂 安い大量入りのペレットのメリットデメリットのさいごに
1ヵ月間使ってみたのですが、まだまだ米袋の中には大量のペレットが残っています。
もう1ヵ月は余裕で使えそうなくらい余っているので、やっぱりコスパはかなりいいなと思います。
米袋の中のペレットも、1ヵ月くらいでは湿気ている様子もなく、見た目は変わらない感じ。
梅雨の時期が心配ですが、個人的にはこれからも使っていきたいなと感じました♪
多頭飼いの場合など、トイレ用品にかかるお金も結構かかりますよね。
コストを抑えるという点でも、システムトイレでは使いやすいという点でも、ペレットという選択肢はありだと思いました♪
